コラム
現役の獣医師(日本獣医がん学会 獣医腫瘍科認定医Ⅰ種・動物病院院長)が、診療現場の実感をもとに、動物病院の業務効率化やAI活用について書いています。
そのカルテ、半年後の自分が読めますか:「あとから読める診療録」の条件
カルテの価値は読み返すときに決まる。半年後の自分と代診の先生が読める診療録の条件。
2026年10月26日 診療文書退院後のトラブルは自宅で起きる:手術・入院あけに渡す「退院指示書」の中身
術後の管理は自宅で行われる。口頭説明だけで帰さないための退院指示書の中身と、作る手間の減らし方。
2026年10月22日 カルテ業務往診の記録はいつ書くのか問題:訪問診療とカルテの相性の悪さを解く
往診は診察が終わっても書く場所も時間もない。移動の合間に音声で記録を済ませる運用。
2026年10月19日 受付・問い合わせ「今すぐ夜間救急に行くべきですか」に病院はどう備えるか:受診目安の出し方
夜の「行くべきか、朝まで待てるか」に病院はどう備えるか。診断をせずに受診目安を案内する仕組み。
2026年10月15日 診療文書「肝酵素の上昇が認められます」で飼い主さんに伝わるか:やさしい説明文書の書き方
専門的に正確な文章と、伝わる文章は別物。飼い主さん向け文書を「やさしい日本語」にするコツ。
2026年10月12日 カルテ業務昼休みがカルテで消える獣医師へ:休憩を取り戻す順番
午前診の後の昼休みがカルテ入力で消える。昼の「まとめ書き」をなくして休憩を取り戻す順番。
2026年10月8日 受付・問い合わせ受付スタッフを電話が消耗させている:動物病院の「見えない離職要因」を減らす
受付の消耗は「電話の同時処理」から。定型の問い合わせを自動化して、人にしかできない応対に集中してもらう。
2026年10月5日 診療文書健康診断の結果が「数値の羅列」で返っていないか:健診を次の受診につなげるレポートの作り方
健診が検査値の一覧を渡して終わりになっていないか。飼い主さんが読めるレポートの構成と手間の減らし方。
2026年10月1日 カルテ業務獣医師が複数いる病院の悩み:カルテの書き方が人によってバラバラ問題
獣医師によってカルテの詳しさが違い、担当が変わると経過が追えない。記載レベルを人に依存させない方法。
2026年9月28日 受付・問い合わせ予約制に切り替えたら電話が増えた:運用変更のときこそ案内の自動化が効く
予約制への移行期は案内の電話が急増する。ルール変更のたびに受付が消耗しない備え方。
2026年9月24日 診療文書紹介への「返書」は連携の通信簿:二次診療から前医へ、何をどう返すか
紹介状はよく語られるが、返書は語られない。前医への返書に入れる内容と、次の紹介につながる返し方。
2026年9月21日 カルテ業務音声入力とAIカルテ生成は別物です:「しゃべった通りに書く」と「会話を整理する」の違い
音声入力を試して挫折した先生へ。「しゃべった通りに書く」と「会話をSOAPに整理する」は別物という話。
2026年9月17日 受付・問い合わせ「電話は苦手、LINEなら聞ける」飼い主さんが増えている:連絡手段の世代交代に病院はどう合わせるか
若い飼い主さんは電話をかけること自体をためらう。連絡手段の世代交代に、病院の窓口をどう合わせるか。
2026年9月14日 診断サポートX線読影に「第二の目」を置く:画像解析AIの現在地と、任せてはいけないこと
X線を一人で読む不安に、AIはどこまで応えられるか。画像解析AIの現実的な使いどころと限界。
2026年9月10日 カルテ業務新人獣医師のカルテがSOAPにならない理由:教育を「添削」から始める
新人のカルテはなぜSOAPにならないのか。録音と文字起こしを「教材」にする、忙しい病院のカルテ教育。
2026年9月7日 AI活用動物病院のAI活用、結局なにから始めればいいのか:失敗しにくい導入の順番
何から手をつけるべきか分からない病院へ。「毎日発生する・定型性が高い・無料で試せる」で選ぶ導入の順番。
2026年9月1日 診療文書血液検査の説明を「口頭だけ」で終わらせない:検査結果報告書を渡すという文化
診察室の説明は帰宅する頃には忘れられる。検査結果を「紙で渡す」ことの効果と、その手間の減らし方。
2026年9月1日 カルテ業務診断のヒントは飼い主さんの雑談に混ざっている:聞き漏らしを「記録」で防ぐ
診察室の何気ない一言が診断を変える。獣医師の記憶に頼らず、飼い主さんの言葉をそのまま記録に残す方法。
2026年9月1日 受付・問い合わせ休診日にかかってきた電話は、新規の飼い主さんかもしれない:取りこぼしの見えないコスト
つながらなかった電話の相手は、次の病院に電話する。時間外問い合わせの見えないコストと24時間の受け皿。
2026年9月1日 受付・問い合わせホームページの「よくある質問」、実は読まれていない:FAQを窓口に変える
FAQページがあるのに同じ質問の電話が減らない理由。「探すページ」を「答える窓口」に変える。
2026年9月1日 診療文書動物病院の文書仕事は「型」で減らす:紹介状・報告書・診療記録を仕組みにする
紹介状も報告書も毎回ゼロから書かない。「型」とAIドラフトで、文書の質を保ちながら時間を減らす。
2026年9月1日 カルテ業務診療後にカルテがたまる問題:診察の録音からSOAPを自動生成するという選択肢
カルテ残業の正体は「記憶の再生」。録音からのSOAP自動生成の流れと、導入前に確認すべき3点。
2026年8月31日 診療文書二次診療側から見た「伝わる紹介状」の書き方|獣医師が必ず入れたい7項目
腫瘍科の二次診療で紹介状を受け取る立場から、初診の質を上げる紹介状の書き方を解説します。
2026年8月31日 受付・問い合わせ「フィラリア予防はいつから?」に毎回電話で答えない:動物病院の問い合わせ対応を減らす方法
診療中の電話の大半は毎年同じ質問。AIチャットでの自動化と、医療判断をさせない設計の見極め方。
2026年8月31日 診断サポート相談相手が院内にいない:一人で診る獣医師が鑑別診断をAIと二重チェックする方法
「この鑑別で漏れはないか」という不安への現実解。AIに相談して鑑別リストを突合する使い方と、情報の渡し方のコツ。
2026年8月31日 飼い主フォロー慢性疾患の飼い主さんは「診察と診察の間」に不安になる:動物病院ができる通院間フォロー
飼い主さんの不安は帰宅後の夜に生まれる。電話で病院が疲弊しない「通院間フォロー」という考え方。
2026年8月31日